風街

夜、毛布にくるまってなかなか寝付けない時はレジェンド達の映像を見る。先日この状態に陥った時ははっぴいえんどの映像を見た。日本のロック界において伝説として語られるこのバンドは3年しか活動していない。その後の各々の活躍は語るまでもないだろう。

70年代の当時、仮に僕が20歳くらいで、フォーク・GS・ロックとカウンターで移りゆく日本の音楽を体感していたらどうなっていただろう。こんなことをよく考えることがある。ほとんど後追いで全盛期を遡る様に音楽を聴いてきた自分にとっては永遠のテーマだ。憧れや伝説として語られるものに対する自分の感覚にバイアスがかかっているのかもしれない。そこに関してああだこうだ議論をする人もいるが、自分は「永遠の謎」としてあるのがちょうどいいのかもしれない。

ところで「ロックとは」という論争は日常で起きている。
誰の言うことも間違っちゃいないと思う。でも人のロックを否定することはしたくないなぁ、と常日頃思う。ある人はビートルズ、ある人はストーンズ。ある人はミスチルで、ある人は浜崎あゆみ。それでいいと思う。衝動やアティテュードを他人の価値観で語ることはとても面白くないなあと思う。

それと同じこと。
はっぴいえんどの映像の後に鮎川誠の映像を見た。You May Dreamで細野晴臣と共作した時、自分のロックミュージシャンとしてのあり方に悩んでいたそうだ。あれだけ反発していたものに自分は迎合してしまっているのではないか、と。そんな鮎川さんを見て、細野さんは「楽しまなきゃもったいないよ」と言った。その言葉に救われた、と言っていた。そんな映像に涙ぐみながら眠りについたのは7時頃だった。

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